ボルダーオパール(スプリット) [BQ319-100]

販売価格: 27,500円(税込)
A:重さ73g 大きさ7.5×3.2×1.5cm B:重さ86g 大きさ9×3.8×1.5cm
オーストラリア、クイーンズランド州産 ボルダーオパールのスペシメン(標本)
発色の良い青緑斑と赤斑がチラリ!と輝きます。
こちらは真ん中らからパカッと割った”スプリット”
プレシャスオパールとコモンオパール、それと鉄鉱石とで模様が作られています。
赤色と青色の両方がご覧いただけるのですが、端に輝いている発色の良いブルーグリーン斑の少し上に
小さめの範囲ですが、細長いライン状で斑極粒の斑がキラキラと輝いています。
オパール層があるのは、どちらも一面のみとなっておりますが、少し磨かれているだけなのと、
側面等は切りっ放しのままだったりしていますので、自然の風合いが味わえるオパールです。
欠けやヒビ(クラック)等がありますが初めからあるもになり、それらも含めてこのボルダーオパールの表情となっています。
研磨されたルースとは違い、宝石としてのオパールの輝きと鉱物としての一面も併せ持っているところがスペシメンの良いところです。
細長い形をした手の平に乗るサイズのスペシメン。
※午前、太陽光にて撮影。
※動画はページめくり後よりBのスペシメンとなっております。
** ボルダーオパールとは **
堆積鉄鉱石の標石に細い筋になって表れていることから名づけられました。
色層は、密度の高い茶色の鉄鉱石の基底に自然に固着しており、
褐鉄鉱(母岩)と共にカットしたものを「ボルダーオパール」といいます。
二酸化珪素(シリカ)を主成分とし、重量の3〜10%の水分を含んでいます。
一億二千万年前から三千万年前に、長い年月をかけて作られ、
1cmのオパールが出来るのに500万年かかるといわれています。
隙間に入り込んだオパールを磨きだすため、オパール層の厚い、良質なものは大変貴重で、
鉄鉱石とオパールという硬度の違う鉱物を一緒に磨くため、研磨という観点ではブラックオパールよりも技術を必要とします。
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