オパライズド・ウッド [IR1117-450B]

重さ33.25ct　大きさ36×17×14mm

オーストラリア、ライトニングリッジ産 オパライズド・ウッド

プレシャスオパールの輝きがご覧いただけるOpalised wood（オパライズドウッド）です。

珪化木そのものは、目にする機会の多い木の化石ですが、その珪化木がオパールとなるのは条件が揃った場合のみ！

こちらはグレー色掛かった透明感のあるボディーに宝石質の青斑が輝きます✨
ジグソーパズルのピースのようなパターンなところも、こちらのオパールに”特別感”を感じます。

動かすと模様の変化にする様子に見入ってしまいます。
是非動画をご覧ください。
最後の方に裏側の画像がございますので形状等がご確認いただけます。

表面は研磨されていますが、端の方などはデコボコしていますし、側面や裏側は取り除いた状態になっています。
側面や裏側などは裏側は木の皮だったことのわかる筋があるのも良いです。
その部分でも青斑が光っている部分があり、見どころが色々あり！！

珪化木は、木の細胞組織の中にケイ酸を含んだ水分が入り込み、膨大な年月を掛けて原型を変えずにオパールとなります。
オーストラリアのように、地震などがほとんど無く、 安定した土地で、長い長い年月を掛けて、 ゆっくりと生成されることから、
質の良いオパールが産出されるのですが、 化石がオパール化するという、地球の不思議さや凄さが、この珪化木の中に凝縮されています。

また、木の固い部分が残り柔らかくて無くなってしまったところにオパールの成分が充填され包み込むように生成されるとも言われています。

珪化木はシェルオパールに次いで多く産出されるのですが、脆いものも多く、こちらのように色や形も良く、研磨できるだけの硬さがあるところも良い点となっています。

化石として、またオパールとして、 両方からお楽しみいただけます。
宝石質の輝きとなって地上へと再び現れた木の化石。
不思議さと美しさの両方を持つ魅力的な一石です。


※午前、太陽光にて撮影。