ボルダーオパール [BD625-5700]

商品詳細

重さ149.35ct  縦約3.7×横2.8×厚さ1.8cm


オーストラリア、クイーンズランド州コロイト産 ボルダーオパールのスペシメン(標本)


青緑斑が輝くボルダーオパールの原石です。

中心部にオパール層があり、その周りを母岩が取り囲んでいる「ナッツ」と呼ばれるタイプです。
外周の鉄鉱石の細かな隙間に入り込んだオパールもキラキラと煌めき、大変美しい輝きを放っています。

側面でもチラチラと輝きが現れている箇所もありますし、中心部に泥のようなものが入り込んでいるなど見ていて飽きが来ません。

変化する様子をを眺めていると時間を忘れて見入ってしまう美しさです。

ナッツと呼ばれるタイプは「ヤワ・ナッツ」が有名ですが、こちらはコロイト産です。
ヤワとコロイトは近いことから似たタイプのオパールが産出されます。

スペシメンは研磨されたルースとは違い、宝石としてのオパールの輝きと鉱物としての一面も併せ持っているところが面白く、魅力的です。
ルースよりも場面があるので、よりオパールをお楽しみいただけるのではないでしょうか。

※欠けやクラックはヘコミなどは標本系のため初めからあるものになります。それらを含めてお楽しみください。
※午前、太陽光にて撮影。


** ボルダーオパールとは **

母岩付きオパールのことをボルダーオパールと呼びます。
色々な形があり、大きさや模様も多岐に渡っていることも特長の1つです。

オパール部分は他のオパール鉱区で見られるものと本質的には同じで堆積性のオパールです。
母岩部分は鉄鉱石または砂岩になり、オパールが母岩のひび割れた隙間に広がっているか、岩の表面に薄い層を成して付着しているかの違いがあります。
この母岩を切り放すがのが困難なことから母岩ごと一緒に研磨しますが、
背景に母岩の暗い色が来ることで遊色効果やパターンをよりよく見せてくれる効果をもたらしています。